平成17年7月4日発信
 


日本ゲルマヒーター(東京、竹元嘉雄社長、電話03-5812-0939、 http://www.GermHeat.tokyo/ )は、まったく新しい原理で発熱する画期的な素材「ゲルマヒーター」を発売します。すでに鉄道車両や特殊産業機器分野で広く採用されており今回、コンシューマー製品や汎用品、民生品を中心に素材の設計、製造、販売と商品開発の企画を開始します。
(=図はデータベース画面)

 
 ゲルマヒーターは、ゲルマ鉱石などに 代表される半導体物質で構成され、導体と不導体の中間の位置にあります。半導体の代表がトランジスターやICチップなどで、私たちの生活の周りで数多く使用されています。ゲルマヒーターは、少ない電力で効率の良いクリーンな温度エネルギーを作り出す事が出来、今までの発熱体にはない以下の優れた特性を持っています。



1) お望みの温度設定が可能
  温度を自己制御する機能を持ち30℃〜200℃まで(環境温度20℃時)使用目的に応じた温度を設計することが出来ます。
2) 不燃材として産業用で実績。安全な熱源と高い評価
  高い熱効率をもち自己発火、ガスの発生が無く不燃材として鉄道車両にも採用され、釘打ちテスト(当社比較)では抵抗発熱体に見られる赤色発火による破壊がなく(上記右写真)安全な熱源として使用できます。また耐震・耐衝撃・耐酸・耐アルカリ性にも優れた安全設計です。
3) 幅広い電源での作動・発熱に対応3V〜400V直流・交流極性なし
  乾電池・USB・バッテリー・屋内コンセント・シガーライター・ソーラーのほか、屋内ではACアダプターから電源の取れない移動中はバッテリーからといったご使用も可能です
4)高い安定性
  半導体物質で分子構造が安定構成されているため常に一定の温度を維持します。温度上昇速度が早く高いレスポンスを持っており、通電時の突入電力もなく電磁波が発生しません。
(DC電源使用時)
5)フィルム状の外観はさまざまに形状加工が可能で、設計本体をコンパクト化
  厚み0.24〜0.64mm。貼り付け加工がしやすく、使用温度により仕上げフィルム材が異なります。折り曲げや巻きつけも可能で余分な負荷が軽減でき、製品のコンパクト化は容易です。また、大きさ(寸法)・電圧・要求温度(使用環境温度)といった設計のポイントを考慮すれば、使用目的に応じて自在に設計が可能。



さまざまな用途と応用範囲
床暖房や壁暖房の商品化
移動用バッテリー式ジャケット
災害時の温度確保や輸送時の保温や会場設営機の加熱・保温
幼児やペットなど低い電圧での事故防止
電磁波を嫌う医療機器や健康器具など多数。



<<まとめ>>
新素材「ゲルマヒーター」の開発実験研究用規格品の一般販売と、応用製品の機器開発及びオーダーヒーターの企画販売を行います。公共機関・研究機関・産業系・自動車系・一般系など幅広く拡販し、経済産業省の目玉施策「新連携」などを視野に入れた営業活動を行います。(了)


会 社 概 要
日本ゲルマヒーター株式会社
住  所:〒110-0016 東京都台東区台東4-20-6 8F 
代 表 者:竹元 嘉雄
設立登記:2005年5月11日
資 本 金:1500万円
業務内容:ゲルマヒーターの設計、製造、販売と応用商品開発
TEL: 03-5812-0939  FAX :03-5812-0929